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■川原湯温泉 王湯 評価:★★★★ |
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内湯 外湯 24年11月更新 |
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長野原町は川原湯温泉郷にある日帰り温泉。なお源泉名は「川原湯温泉(元の湯・新湯)」。 川原湯温泉は八ッ場ダム建設の影響をもろに受けた温泉地。かつての旧川原湯温泉街はダムに沈み、現在の少し高台に温泉街ごと移転した。なお旧川原湯温泉時代も王湯があったが、それも完全に取り壊して現在の場所に(新)王湯が出来た。 なお源泉名にある元の湯は旧川原湯温泉時代から使用していた源泉。新湯は移転が決まってから掘り出した温泉。温泉街で湯をどのように使い分けているかは不明だが、少なくとも現在の王湯は旧川原湯時代の元の湯と新たに掘った新湯を混合して使用している模様。 最寄りの川原湯温泉駅が旧川原湯温泉駅を潰して近年出来た駅。交通系ICは使えないのにかなりモダンな駅となっている。駅から王湯に向かう道も吾妻川を見下ろせ風光明媚である。私は旧川原湯温泉時代の王湯は知らないが、現在の王湯も立派な佇まいだと思う。 中は受付があってそのすぐ横が浴室。2階が休憩所とシンプルな地方の温泉施設という感じ。浴室は内湯と外湯に分かれていて、共に温泉浴槽が1つずつあるのみ。外湯は立つと吾妻川を見渡せる程度で眺望的には抜群ではないがそんなに悪くもない。 さて肝心の湯は透明・無味で沈殿物もない。しかし強烈な硫黄臭を発する。腐った卵のような臭いを嗅ぐと温泉に来た!と感じる方も多いと思うが、私もその手の臭いは大好物である。内湯・外湯で質の差は感じないので、私などは両方の浴槽を行ったり来たりしていた。源泉温度は75.3度、湧出量不記載でPHは7.41。源泉温度が高いので加水で温度を下げているとの事。加水してなかったらどんな臭いがするのか個人的には気になる・・・。 その他、当然サウナなどはないが石鹸、シャンプー、ドライヤーはある。なお営業時間は10-18時。私が訪れたのは夏だったが周囲の美しい眺望を含めて大変気に入っている。しかし駅を降りて川原湯温泉駅に降り立つ人はパラパラだった。旧川原湯温泉時代を愛する方もいると思うが、訪れた事がない方は新川原湯温泉も是非訪れていただきたいと思う素晴らしい施設だった。 泉質:含硫黄-カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉 最寄り駅:JR吾妻線川原湯温泉駅。徒歩10分程。 大人500円 第三木休 群馬県吾妻郡長野原町川原湯491 6 Tel:0279-83-2030 http://kawarayu.jp/ouyu.html 来訪記: https://youtu.be/sssHzOjnwR0 |
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