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湯宿温泉 大滝屋旅館
評価:★★★(★)



大滝の湯


大滝の湯 浴室内


薬師の湯


薬師の湯 浴室内

25年10月更新

みなかみ町は湯宿温泉郷内にある温泉宿。源泉が2つあり「大滝源泉」と「窪湯源泉」。

まず断っておくが、私はココに宿泊者として来訪。そのため日帰り利用としての情報は正確でない可能性有。その点だけ十分注意いただき、いきなり来訪はせず事前に問い合わせをしてからの来訪としてください。

ココは温泉宿で同じ敷地内に接骨院(というよりほぼ整体だと思う)を運営している。また下記サイトを見ると、うどん屋も営業しているように思えるが、所在地が全然異なるので注意されたい。宿自体が小さいため、休憩所はない。立ち寄り湯は湯に浸かったらサッサと帰るのみとなる。

さて浴室は2つあり手前側が薬師の湯で奥に大滝の湯がある(どちらも内湯しかない)。

まず大滝の湯。浴室内は事前にじゃら○などを見たときから「クアハウスみたいな浴室だな」と思っていたが、実際そうだった。しかしそれには理由があり車椅子の方も入浴できるようにしているため。写真を見ていただければ分かるが手すりがあるのがその証左。

大滝の湯には浴槽が2つあり、それぞれ別の源泉を使用している。左側の大きめの浴槽が当施設がオリジナルで所有している大滝源泉。コチラは炭酸水素塩泉だが透明、無味、無臭。この泉質の割にPHも高くないのでツルツル感はない。

右側の小さな浴槽が湯宿温泉で広く使わている窪湯源泉。コチラは硫酸塩泉なのだがその割には硫酸臭がほぼせず透明・無味・無臭。その辺分析表があるとチェックしやすいが掲示されているのは簡易的に作った分析表のみ。これは是非ちゃんとしたものを掲示いただきたい。ただ両方とも源泉掛け流しで源泉温度が相応に高いため、浴槽の湯も相応に熱い。特に右側の窪湯がかなり熱々なのは源泉温度が高いためだとよく分かる。

さてもう一つの薬師の湯について。コチラは木造りの浴室となっていて、雰囲気的には好印象。ただ浴室内がかなり狭く、浴槽はギリギリ2人が限界。コチラの浴室は窪湯(硫酸塩泉)オンリー。ただ浴室も浴槽も狭いため熱が逃げにくいのかお湯は大滝の湯以上に熱い。入る時は「ハッ!」と気合を入れてから、湯に浸かるのをオススメしたい。熱いが我慢が効く温度でもちろん新鮮。湯上り後、汗が全然止まらなかった。

その他、WEBによると現在日帰りは13〜15時までの1回1時間。つまり2部制となっておりしかも予約制。当然貸切利用となる。また2つの浴室で値段に差があり、大滝の湯は1時間3500円で薬師の湯は2000円とのこと。その価格を払う価値があるかと聞かれれば返答に窮する。しかしお湯自体は新鮮そのもので、宿泊利用中は貸切で利用できる。つまるところ宿泊での来訪をオススメしたい宿であった。

泉質
大滝源泉〜カルシウム-炭酸水素塩泉、源泉温度:47度、湧出量:毎分21.5L、PH:7.0
窪湯源泉〜ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉、源泉温度:59.1度、湧出量不記載、PH::8.0

最寄り駅:JR上越新幹線上毛高原駅。路線バス3番乗り場「猿ヶ京行」20分「湯宿温泉」下車徒歩2分。バス本数は1〜2時間に1本。

料金:要事前確認 群馬県利根郡みなかみ町湯宿温泉2383 Tel:0278-64-0602
https://yujuku-onsen.com/otakiya-ryokan/

来訪記:
https://youtu.be/NPePj_5WTRE


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