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■鳴子温泉 滝の湯共同浴場 評価：★★★★
10年9月更新	温泉処鳴子温泉郷の代表的な共同浴場。雑誌等にも数多く取り上げられている。なお源泉名は「町有下地獄混合源泉温泉神社硫黄泉」と非常に長い。 鳴子温泉と言えばココと言っても過言ではない共同浴場。1000年の歴史があり、青森ヒバを使用したこの浴場は、木造の味わいある造りになっている。温泉神社の御神湯を使用している。 中に入ると、脱衣所などは古さも感じるが、浴室は実に趣がある。木造の浴槽に半透明の湯が、外にある源泉から木の樋を伝って、滝状に注がれている。湯に浸かっていると、頭の上から滝の湯が落ちてくる格好になる。浴室全体の木の配置が上手く、古めかしさの中にも暖かみを感じる。この雰囲気だけで癒されそうだ。 もちろん湯は源泉掛け流しであり、湯の花も舞っていて、硫黄臭がする。浴槽は二つあり、手前が大きくやや熱めの湯。奥はややぬるめで規模も小ぶりである。ちなみに源泉温度は46.2度となっている。 ドライヤーや石鹸などのアメニティ品などは無いが、さすがに有名な共同浴場であるためか、休日となればそこそこの混み合いになる。しかし鳴子温泉に訪れたらココは確実に訪れておきたい。そんな湯である。 泉質：酸性-含硫黄-ナトリウム・アルミニウム・カルシウム-鉄-硫酸塩泉(硫化水素型) 低張性酸性高温泉 最寄り駅：JR陸羽東線鳴子温泉駅。徒歩4分程。 大人150円 宮城県大崎市鳴子温泉湯元84 Tel：0229-83-3441（鳴子温泉旅館組合）
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