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■鳴子・早稲田桟敷湯 評価:★★★(★) |
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10年9月更新 |
鳴子温泉駅から歩いてすぐの温泉施設。昭和23年に早稲田大学生が、町民と共に掘削して湧き出たことからこの名がついた。 鳴子温泉郷を郵便局に向けて歩いていると、突然変わった造りの建物に出会う。一瞬「ん?これ!?」と目を疑いたくなるほど奇抜な建物である。平成10年に早大の研究室の設計で改築したとのこと。中も脱衣所も浴室も浴槽も新鋭的というべきか、湯治や湯浴みとはチョットかけ離れた雰囲気の施設である。「穴蔵」ということばが合うかもしれない。 しかし湯そのものはなかなかである。浴槽は3層に分かれていて、入る場所によって温度が違う。熱すぎるところもあれば、ちょうどよいところもある。源泉温度は85.6度と高めなこともあり加水をしている。湯は透明で、状況に応じて循環もしているようだが、湯の花は舞いまくっており、強烈な硫黄臭がする。 無料のボディソープはあるが、ドライヤーは100円レンタルとなっている。施設設備、お湯も含めて、色んな意味で圧倒される施設であった。温泉地らしからぬ雰囲気がそうさせるのかもしれないが、これはこれで面白い。ひょっとして好き嫌いがでるかもしれない。そういう施設であった。 泉質:含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 低張性弱アルカリ性高温泉 最寄り駅:JR陸羽東線鳴子温泉駅。徒歩3分程。 大人530円 宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷124-1 Tel:0229-83-4751 |
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