トップページへ
温泉

温泉TOPの注意書きを必ずお読みください

なお当温泉ページはブラウザの「戻る」を使うと効率よく閲覧できます。

※スマートフォンでご覧の方は極力アップにしてからタップしてください

山梨県の温泉へ
山梨県の温泉
■石和温泉 石笛の湯
評価:★★★★








25年11月更新


石和温泉郷にある日帰り温泉。なお源泉名はそのまんま「石笛の湯」。

石和温泉郷に2025年9月末に出来た日帰り温泉。必ずしも日帰り温泉マニアに評判の良くない石和温泉だが来訪前の予習によるとかなり評判が良さそう。期待を胸に石和の地を訪れた。

ココは石和温泉の主要道であるさくら温泉通り沿いに位置していて、駐車場もだだっ広い。しかし施設は結構小ぢんまりとしている。中は浴室、トイレ、ロビー、休憩所、給水コーナー、自販機があるだけのシンプル構造。

ただ一転浴室は凄い。内湯と外湯で構成されていて、まず浴室に入った途端に硫黄臭がするのでテンションが上がる。内湯は確か手前から順にサウナ、サウナ付随の水風呂、超高温浴槽、高温浴槽、温浴槽、炭酸風呂だったと記憶しているが(間違っていたらすみません)、水風呂以外はしっかりと硫黄臭がした。

そして外湯は長方形の大きい浴槽で奥行き10メートル規模はあるかなという代物。湯は透明だし、子供だったら普通にプールだ!とはしゃぎそうな位。しかもこの浴槽は湧出口付近にいると肌に泡がつく。泡がつくのは新鮮な湯の証拠。勿論硫黄臭もするし、口に含むとたまごのような味が口に広がる。眺望こそ空しか見えないが、石和でこんな湯に入れるとは恐れ入った。

硫黄泉を形成するには総硫黄が2mg必要だが、総硫黄の一角である硫化水素イオンは0.4mg程度。これくらいの分量があると硫黄臭がすることも湯西川温泉などで経験してきたが、それこそ硫黄泉と見間違うくらい臭いがすると表現して良い。各種コメントなどで硫黄泉と仰る方もいらっしゃったが、お気持ちはよ〜く分かる。源泉温度は60.3度で湧出量は毎分148L、PHは8.5。無論完全源泉掛け流し。

そうそうこの施設どこかデジャブー的な感じがすると思ったら、国母駅前にある昭和町の桜湯にそっくり。なんでも姉妹店に当たるとのこと。桜湯も素晴らしい温泉だったため、運営会社の温泉施設造りの上手さには敬意を表したい。

その他、前述通りサウナがあり料金内。また石鹸、シャンプー、ドライヤー無料。浴室には浴槽がいくつかあるため大混雑しない限りは窮屈しないと思う。石和温泉は立ち寄り湯こそ可能だが明確な日帰り温泉施設が極端に少ないため、近隣住民にとって気軽に温泉へ入れる待望の施設とお見受けする。硫黄臭漂う湯に浸かりながら横目にサウナから出た人がチャポンと水風呂に入っている・・こんなの人気が出ないはずがない!周囲の旅館から苦情でも来るのでは?と心配になるほど、である。

泉質:アルカリ性単純温泉

最寄り駅:JR中央本線石和温泉駅。徒歩10分程。

大人500円 山梨県笛吹市石和町八田490-31

【下記動画内で当施設を取り上げています】:
https://youtu.be/3YUwtHDqlwU


山梨県の温泉へ

温泉TOPへ

お問合せ

TOPへ
当サイト記載内容の著作権は全て当サイト管理人にあります。無断転用などはご遠慮ください。