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■磐梯熱海温泉 共同湯「霊泉」元湯 評価:★★★(★) |
![]() ![]() ![]() 脱衣所 19年9月更新 25年6月再訪更新 |
郡山市は磐梯熱海温泉郷にある共同浴場。源泉は「郡山市営第1・4・5・7号源泉統合泉」と「湯元元湯混合泉」の2本利用。なお前者はその名の通り源泉を4つ合わせたもの。後者は「湯元元湯」と「保護組合泉」を合わせたものとなっている。 ここは地元の方も訪れる共同浴場。大正時代から創業していることもあってか中は古めかしく、いかにもという雰囲気。浴室は当然内湯だけで、大きな浴槽に湯元元湯混合泉が水風呂で。小さな浴槽に郡山市営泉が温湯で注がれる。 小さな浴槽は結構熱い。コチラは透明・無味・無臭・沈殿物無で全く温泉らしさが感じられない。市営泉はそういう湯だと分かっていたのでまあこんなものだろう。 一方水風呂が注がれる大きな浴槽は素晴らしい。源泉のまま注がれているため新鮮そのもの。透明・無味・沈殿物無だがイオン臭を感じ取れる。暑い日に訪れたので水風呂が余計に気持ちが良い。時間があればいつまででも浸かっていただろう。なおカランの湯もこの湯が出てくる。 市営泉が源泉温度50.4度、湧出量不記載でPH9.1。湯元元湯混合泉が源泉温度29度、湧出量不記載でPH9.0。 その他、石鹸類は有料でドライヤーはない。腰掛けるベンチがあり、また有料の休憩所がある。「霊泉」というのは正式開業の大正時代より前に皮膚病が治る湯として住民に知られていて、霊泉として伝えられていたため。営業時間は6~20時。料金は時間帯によって安くなっていく。やや場末感はあるものの駅近。磐梯熱海温泉を訪れたらとりあえず来訪すると良い施設である。 【以下2025年6月加筆修正】 数年ぶりの来訪。今回見た分析表に書かれていた源泉名は「郡山市営第1・4・5・7号泉統合泉」と「元湯混合泉」となっていた。なお前者に関しては以後「郡山市営泉」と言う。 久しぶりだが雰囲気的には全く変わりはない。 さてお湯について。まず元湯混合泉が使われる水風呂(大きな浴槽)は相変わらず素晴らしい。基本は透明・無味・無臭ながら硫黄臭かな?とも硫酸臭かな?とも感じる臭いがする。そして郡山市営泉が使われるあつ湯(小さな浴槽)は前回はなかった沈殿物が多少舞っていてツルツル感も感じた。相変わらず熱くて長湯は出来ないが、郡山市営泉でこの湯なら悪くないと感じた。 あと下記動画でも少し触れたが補足で「元湯混合泉」の説明。「元湯混合泉」は3つの源泉を混ぜて使用されていて、その源泉は「元湯」「保護組合泉」「郡山市営泉」の3源泉である。「元湯」と「保護組合泉」は完全源泉掛け流し。「郡山市営泉」は加温・消毒なされている。上記前回来訪時は「郡山市営泉」は混ざってなかったため、この数年の内に湧出量不足を補うために「郡山市営泉」を混ぜた模様。そのため「元湯混合泉」は「完全源泉掛け流し」ではなく「加温・消毒有」の湯と捉えるのが正しい。 なお「あつ湯」は「郡山市営泉」オンリー。そのため堂々と加温・消毒有の湯である。(あ~!説明するにもややこしい^_^;) さて色々ごちゃごちゃ言ったものの、当浴場が素晴らしいことには何ら変わりない。動画でも触れたが保護組合泉を利用していたきらくやが使用をやめ、コチラも「元湯混合泉」は「保護組合泉」が減った分を「元湯」だけでカバーできなくなった模様。磐梯熱海温泉に興味がある方は是非湯が枯れてしまう前に早めに訪れることをオススメしたい。 泉質 郡山市営泉:アルカリ性単純温泉、源泉温度:47.2度、湧出量:不記載、PH:9.3、加温・消毒有 元湯混合泉:アルカリ性単純温泉、源泉温度:29.5度、湧出量:不記載、PH:9.0、加温・消毒有 最寄り駅:JR磐越西線磐梯熱海駅。徒歩1~2分。 大人600円 福島県郡山市熱海町熱海4−22 Tel:024-984-2690 https://www.bandaiatami.or.jp/day-stay/motoyu/ 【下記動画内で当施設を取り上げています】: ![]() |
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